2019年06月16日
喜如嘉の芭蕉布 今昔
〝喜如嘉の芭蕉布〟は、喜如嘉のおばあさん達に守られて今日があります。
(喜如嘉だけでなく、地域のおばあさん達にも守られてますが!)
繊維を糸にする工程、「苧ーうみ」は昔も今もおばあさん達がメインで行なっています。
(もちろん若い人もいますよ^^)
instagramでもアップしたこのおばあさん。
屋号 カネモトグワーおばあさん
おばあさんはいつも自宅の縁側で、苧ーうみを行なっていました。
104歳の時、苧ーうみの作業中に家の中でハブを発見。
カネモトグワーおばあさんは、落ち着いて 近くにあったハエたたきの角で、ハブを一撃し退治
その後、現地ニュースや新聞に大きく取り上げられ「ハブ取り名人」として一躍有名になりました。
30年前の喜如嘉では、カネモトグワーおばあさんをはじめ
自宅前の道で苧ーうみをしていたガシンヤーおばあさんや、
縁側で苧ーうみをしていたおばあさん達の姿がありました。
少しずつ風景も変化していく喜如嘉
現在では 縁側や家の前の道で苧ーうみをしているおばあさんの姿を見かけるのは難しくなりましたが、
今でもおばあさん達の手から生み出される糸が、多くの人の手と時間をかけて喜如嘉の芭蕉布になります。
喜如嘉の芭蕉布の着物、帯、小物でもどれも繊細で愛おしいのは
畑で糸芭蕉を見上げる時から
芭蕉布が織り上がるまでの長い時間
ずーーーーーーっと人が寄り添っているからなのかもしれません………
Posted by 喜如嘉芭蕉布事業協同組合 at 16:18│Comments(1)
│その他
この記事へのコメント
こんばんは。はじめまして・・
オカリナ吹きの荒木と申します。
この度、ご縁あり 芭蕉布という歌を奏でることになりました。
細々と動画をあげさせてもらっているのですが、音と一緒に
みなさまに見ていただき、そして 自分でも心で感じたい写真を探していた所、上のおばあさまに出会いました。
少し前の 作業されている 手の写真も一緒に使わせていただけたらとっても嬉しいです。よろしいでしょうか?^^
ほんとに見ているだけで、心が休まりホッとする素敵なおばあさまです。
どうぞよろしくお願いいたします。
芭蕉布、ものも 歌も知らなかった私が今とても感銘を受けています。また ブログをのそかせていただきます。
オカリナ吹きの荒木と申します。
この度、ご縁あり 芭蕉布という歌を奏でることになりました。
細々と動画をあげさせてもらっているのですが、音と一緒に
みなさまに見ていただき、そして 自分でも心で感じたい写真を探していた所、上のおばあさまに出会いました。
少し前の 作業されている 手の写真も一緒に使わせていただけたらとっても嬉しいです。よろしいでしょうか?^^
ほんとに見ているだけで、心が休まりホッとする素敵なおばあさまです。
どうぞよろしくお願いいたします。
芭蕉布、ものも 歌も知らなかった私が今とても感銘を受けています。また ブログをのそかせていただきます。
Posted by オカリナかず at 2022年06月28日 22:21