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2010年08月09日

知花花織展

知花花織展


知花花織展


 土曜日に県立博物館で行われた講演会参加してきました。
チラシに書かれていた演題は「地域文化と街おこし」の予定でしたが当日の講演は「北京故宮博物院所蔵の琉球関係資料から見えたもの」になっていた。講師は沖縄国際大学の田名真之先生で、内容はとても良かったです。
現在故宮博物院にある琉球の資料は、漆器、紅型、工芸品とその他中国側の書簡があってその中で染め織物は紅型が129点残っているそうです。残念ながら芭蕉布は残っていないとのこと。ただし琉球から献上した染織品は芭蕉布が5900疋献上された記録あるそうです。他の染織りにくらべて芭蕉布が一番多かったのは少しうれしかったです。苧布870疋、夏布880疋、紬150疋、綿布150疋でした。講演会が終わった後田名先生とお茶した時に紅型の129点の中に芭蕉布に紅型染めがなかったのかを質問しましたが、今のところ確認できていないとの事でした。残念です。講演会の後、知花花織着用した芸能もありました。すみません今日は少し長くなりました。


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Posted by 喜如嘉芭蕉布事業協同組合 at 00:03│Comments(1)
この記事へのコメント
中国に渡った芭蕉布はさぞ細かったのでしょうか?
いつか沖縄の地に里帰りして公開していただけたら嬉しいですね。
Posted by クロ at 2010年08月09日 22:19
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