2021年08月23日
きとかさちんすこう
きとかさ ちんすこう
特別な商品ができました。
何年もかけて商品開発をしてきたので
ようやくアナウンスできることをとても嬉しく思います。
誰も見た事がない新しい「ちんすこう」
「きとかさ ちんすこう」
糸芭蕉の芯の部分(グイ)が入ったちんすこう です。
喜如嘉では昔から、グイ(糸芭蕉の芯)を食べてきたそうですが
食生活も豊かになった今 グイを食べる人はほとんどいません。
食べたことがある人もほとんどいないです。
グイは、失われつつある喜如嘉の食文化の1つ。
有難いことに、私たちの周りにはまだ グイ を使った料理を覚えているおばぁさんたちがいて
彼女たちから直に学ぶ事ができます。
今回、この ちんすこう の グイの処理の仕方は、100歳のおばぁさんから教わりました。
グイは喜如嘉で約3年間大切に育てた糸芭蕉から収穫しています。
グイを加工した後に
ちんすこう にして下さるのは私たちも普段からとてもお世話になっている #faidama さんです。
箱がめちゃくちゃカワイイ! デザインは #nawachou さんです。(instagram 2020年8月31日のポストをご覧ください)
去年には箱ができていたのです。(食品なので思ったより検査が長引いてしまいました)
グイの加工方法で大変お世話になった渡久地社長、
アドバイスを頂いた山川夫妻、
本当にありがとうございました。
きとかさ ちんすこう の名前の「きとかさ」は
おもろそうし から取りました。
沖縄最古の歌謡集「おもろそうし」の中に 喜如嘉 のことを記述した歌があり、
「きとかさ」と呼ばれていたようです。
ゆらふさ神女も グイ を召し上がっていたかもしれません。
いつか大事な時に使いたい!と思い ずーーーーっと温めてきました。
「きとかさちんすこう」は、私たちのふるさと「喜如嘉(きとかさ)」の想いや文化をも込めた商品です。
何年も時間をかけてようやく商品となった「きとかさ ちんすこう」。
大量生産はできないので発売と同時に幻商品。
企画展などの特別な時に販売予定です。
手に取る機会がありましたらぜひお試しください!!!!
Posted by 喜如嘉芭蕉布事業協同組合 at 08:26│Comments(0)
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