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2018年08月20日

Living Textiles of Ryukyu in Honolulu museum of art

去った8月10・11・12日に
ハワイ ホノルル美術館で ”Living Textiles of Ryukyu” 沖縄の染織展が開催されました。
Living Textiles of Ryukyu in Honolulu museum of art

沖縄から織機2台と一緒にハワイへ。
ハワイ美術館では展示と並行して織機の組み立ても行いました。(琉球絣と読谷山花織の実演に使用)
Living Textiles of Ryukyu in Honolulu museum of art

展示会の開催中、
私たちは、美術館のパティオ(中庭)でデモンストレーションを行いました。
(ハワイに琉球糸芭蕉はないので、現地のバナナを使ったり、沖縄から持って行った芭蕉の繊維を使用しました)
Living Textiles of Ryukyu in Honolulu museum of art

多くのウチナーンチュ(3.4.5世)を含む大勢の方が 沖縄の染織展を観に来館してくれました。 
中にはハワイ島から展示のために来館された方もいました。
Living Textiles of Ryukyu in Honolulu museum of art


祖父母や両親が沖縄からハワイに移民され、ハワイで生まれ育ったウチナーンチュの中には
沖縄のことをあまり知らない、という方もたくさんいます。

でも遠く離れたハワイで、
ウチナーグチ講座に通い、エイサーを踊ったり、民謡を聞き、三味線を弾き、
自分のルーツである沖縄に心を寄せる 多くのウチナーンチュに会うことができました。

素晴らしい出逢いに感謝です。


しかし、沖縄の文化・伝統や習慣はハワイでいろんな文化と混ざり合い、また時間の中で
少しずつアレンジされ、”本物” に触れる機会は少なくなってきているそうです。
また若い人たちの参加も少なくなっているそうです。
(沖縄でも同じですね)


本物の”芭蕉布”に出会う機会は減ってきています。

それでも、
これからも1人でも多くの方に
”喜如嘉の芭蕉布” を知ってもらえるよう、そして応援してもらえるように頑張らないといけない、
と改めて気づかされたのでした晴れ



今回の展示会を主催し、多くのサポートをしてくれた
ハワイの県系人による琉球芸能集団「御冠船(うかんしん)歌舞団」の皆さん、
ホノルル美術館の皆さん、本当にありがとうございました。



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Posted by 喜如嘉芭蕉布事業協同組合 at 09:47│Comments(0)展示会情報
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