きとかさちんすこう
きとかさ ちんすこう
特別な商品ができました。
何年もかけて商品開発をしてきたので
ようやくアナウンスできることをとても嬉しく思います。
誰も見た事がない新しい「ちんすこう」
「きとかさ ちんすこう」
糸芭蕉の芯の部分(グイ)が入ったちんすこう です。
喜如嘉では昔から、グイ(糸芭蕉の芯)を食べてきたそうですが
食生活も豊かになった今 グイを食べる人はほとんどいません。
食べたことがある人もほとんどいないです。
グイは、失われつつある喜如嘉の食文化の1つ。
有難いことに、私たちの周りにはまだ グイ を使った料理を覚えているおばぁさんたちがいて
彼女たちから直に学ぶ事ができます。
今回、この ちんすこう の グイの処理の仕方は、100歳のおばぁさんから教わりました。
グイは喜如嘉で約3年間大切に育てた糸芭蕉から収穫しています。
グイを加工した後に
ちんすこう にして下さるのは私たちも普段からとてもお世話になっている #faidama さんです。
箱がめちゃくちゃカワイイ! デザインは #nawachou さんです。(instagram 2020年8月31日のポストをご覧ください)
去年には箱ができていたのです。(食品なので思ったより検査が長引いてしまいました)
グイの加工方法で大変お世話になった渡久地社長、
アドバイスを頂いた山川夫妻、
本当にありがとうございました。
きとかさ ちんすこう の名前の「きとかさ」は
おもろそうし から取りました。
沖縄最古の歌謡集「おもろそうし」の中に 喜如嘉 のことを記述した歌があり、
「きとかさ」と呼ばれていたようです。
ゆらふさ神女も グイ を召し上がっていたかもしれません。
いつか大事な時に使いたい!と思い ずーーーーっと温めてきました。
「きとかさちんすこう」は、私たちのふるさと「喜如嘉(きとかさ)」の想いや文化をも込めた商品です。
何年も時間をかけてようやく商品となった「きとかさ ちんすこう」。
大量生産はできないので発売と同時に幻商品。
企画展などの特別な時に販売予定です。
手に取る機会がありましたらぜひお試しください!!!!
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